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櫻井の写メ日記

  • ヴィキングル・オラフソン
    櫻井
    ヴィキングル・オラフソン

    それがバッハ作品のトランスクリプションであろうと、モーツァルトのコンチェルトであろうと、トーマス・アデスによるクロスリズムの『In Seven Days』であろうと、ヴィキングル・オラフソンが奏でるピアノはいつもきらきらと輝いている。



    1984年にアイスランドの首都レイキャビクで生まれたオラフソンは、母親のレッスンを受けた後、ニューヨークのジュリアード音楽院で学び、2017年にドイツ・グラモフォンからソロデビュー作『Philip Glass: Piano Works』をリリースする。この、フィリップ・グラスの80歳の誕生日を記念したアルバムは多くの注目を集め、翌年にリリースした『バッハ・カレイドスコープ』がBBC Music Magazineのレコーディング・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、オラフソンは早々と現代における最も説得力のあるピアニストの一人としての地位を得た。そして2020年の『Debussy – Rameau』では創造性あふれる解釈によりラモーの作品に新たな光彩と今日性を添えた。



    ユニークなパフォーマンスとしては、2014年、芸術家ローマン・シグネールのインスタレーション『Vers la Flamme—A Concert with Interruption(焔に向かって―妨害されるコンサート)』に参加し、イタリアのヴェルナゴ湖の真ん中に浮かぶ小さなステージで、上空からヘリコプターが降りてくる中、スクリャービンの『Vers la Flamme(焔に向かって)』の演奏を披露。また2020年のロックダウン期間中には、BBCのラジオ番組『Front Row』を通じて、レイキャビクの無観客のコンサートホールから毎週リサイタルを届け、不安にさいなまれるリスナーの心を癒やした。そして2022年の『From Afar』ではクルターグ・ジェルジュをはじめブラームスやシューマンなどの作曲家たちの作品をアップライトピアノとグランドピアノの両方で演奏して、それぞれの異なる魅力を表現してみせた。