おはようございます
櫻井です
気象情報です
発達している低気圧の影響で、北日本では非常に強い風が吹き、台風並みの暴風となっているほか、海上は大しけとなっています。上空の寒気も流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になり大雨となる見込みで、気象庁は、暴風や高波、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、日本の東にある低気圧が急速に発達しながら北上していて、北日本では非常に強い風が吹いています。
▽北海道のえりも岬では午前2時50分に33.5メートル、
▽山形県酒田市の飛島では午前3時38分に30.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
海上では波も高くなり、北日本の広い範囲で大しけとなっているほか、上空の寒気の影響で、北日本や北陸では大気の状態が非常に不安定になり局地的に雨が強まっています。
今後の見通し
低気圧は、このあとも発達しながら北寄りに進み、北日本では風の非常に強い状態が続く見込みです。
【6日の最大風速】
▽北海道で25メートル
▽東北で23メートル
【6日の最大瞬間風速】
▽北海道と東北で35メートルと予想されています。
【6日に予想される波の高さ】
海上では波の高い状態が続き、
▽北海道で7メートル
▽東北で6メートルとなっています。
【7日朝までの24時間に降る雨の量】
北日本を中心に大気の不安定な状態が続く見込みで、いずれも多いところで、北海道で120ミリ、東北で80ミリと予想されています。
気象庁は、暴風や高波のほか、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分注意するよう呼びかけています。
暴風と通勤・通学の時間帯が重なると交通に影響が出るおそれがあり、鉄道やバス会社のホームページなどで最新の情報を確認して下さい。
天候が悪化している際には不要不急の外出は控えるようにして下さい。
全国の天気
北は荒天、関東以西も風は強め
今日は発達した低気圧の影響で北日本を中心に暴風に警戒が必要です。上空には寒気が南下するため大気の状態が不安定で、激しい雨や落雷・突風にも注意してください。晴れる関東以西でも北風が強めの一日です。
今日のコラム つづき
薬剤耐性菌は、抗菌薬が世の中に普及し始めた1940年代から次々と見付かるようになり、その後急速に拡散しています。ついに1993年には、これまで耐性菌への最終兵器的な存在であったカルバペネム系抗菌薬に対しても耐性をもつ悪夢の細菌も発見されてしまいました。(※2)
さまざまな病原菌で薬剤耐性菌が発見されており、中でも腸内細菌の薬剤耐性菌が問題視されています。先ほどのMBL菌もESBL菌も腸内細菌から発見されています。
耐性を獲得しようとする細菌は、自分が持っている本来の能力を一部変化させることにエネルギーを費やすため、細々と生きていることが多いのです。ほかに多数派の細菌が活躍している場合には、少数派の細々とした活動は目立ちにくくなっています。
しかし、多数派がある日突然、抗菌薬によってなくなってしまったらどうでしょうか。抗菌薬投与により大多数の細菌がやられてしまうと、抗菌薬に対する耐性を得ていた少数派の細菌は、伸び伸びとどんどん増えることができるようになります。
抗菌薬の投与によって、薬剤耐性菌が体内で発生し増えてしまう場合のほか、食べ物から薬耐性菌を摂取してしまうことがあります。主にアジア圏の海外旅行などによって、薬剤耐性菌に感染する可能性が示唆されています。(※4)
薬剤耐性菌を発生させ、感染を広げないためには、抗菌薬を正しく使うことが大切です。医師に処方された抗菌薬は用法通り飲み、途中でやめないようにしましょう。薬剤耐性菌の中には十分な量であれば倒せる菌もいます。1日3回のところを1回にしたり、中途半端でやめてしまうことで、薬剤耐性菌が生き残り増えてくる可能性が高くなります。(※2)
また、余った抗菌薬を人にあげたりもらったりするのもやめましょう。自己判断で服用するのは薬剤耐性菌の発生につながります。本当に必要かどうかは医師の判断に任せることが重要です。
風邪など抗菌薬を必要としない病気でも「念のため」と処方してもらうことがあるようですが、抗菌薬を医師に求めないようにすることも大切です。そもそも風邪はほとんどがウイルスが原因であり、抗菌薬は効きません。(※2)
つづく
櫻井の写メ日記
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2023年 10月6日 金曜日櫻井