おはようございます
櫻井です
暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、関東甲信や東北などでは雨が降り、局地的に強まっています。関東甲信では4日夜遅くにかけて、東北では5日にかけて激しい雷雨となるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、落雷、突風などに十分注意が必要です。
気象庁によりますと日本の南にある台風12号から変わった熱帯低気圧や高気圧の縁をまわって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、関東甲信や東北の太平洋側を中心に雨が降り、局地的に強まっています。
関東甲信と伊豆諸島では4日夜遅くにかけて、東北では5日にかけて大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
また、北海道でも5日にかけて雷を伴って急な強い雨のおそれがあります。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風、それに「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけています。
また、沖縄県の八重山地方では強い台風11号の影響で波が高く、このあとしばらくは十分注意してください。
今日のコラム つづき
紫外線を浴びると、肌や体をサビさせる活性酸素が大量に発生します。その際、肌を守るためにメラニン色素の生成が促進され、シミやそばかすの原因になります。また、コラーゲンが破壊されて肌のたるみやしわを引き起こします。
この活性酸素の働きを抑える作用で知られるのが、抗酸化物質であるビタミンCです。ビタミンCは、オレンジやグレープフルーツ、レモンといったかんきつ類や、キウイフルーツ、ブロッコリーなどの野菜に多く含まれます。
しかし、その一方で「オレンジやグレープフルーツを食べて紫外線を浴びると、日焼けやシミの原因になる」「朝にかんきつ類を摂るのはNG」といった話を聞いたことはありませんか。その根拠とされるのが、かんきつ類などに含まれている「ソラレン」という物質です。
ソラレンには光毒性があり、光に当たると過敏に反応して、肌にダメージを与える働きがあります。そのため、紫外線を浴びる前にソラレンを摂取すると、メラニンが過剰に分泌されて、シミや色素沈着につながる可能性が指摘されていました。
ソラレンは、摂取後数時間で光毒性を発揮するといわれていることから、午前中はソラレンを多く含む食品を避け、夕食にするほうがいいと考えられていたのです。
ソラレンが含まれている食品としては、オレンジやグレープフルーツ、みかん、レモンといったかんきつ類全般、キウイフルーツやイチジク、セロリやニンジン、パセリ、三つ葉などのセリ科の野菜、じゃがいも、キュウリなどが挙げられていました。
朝からこれらの野菜や果物を食べたいのに、ソラレンが怖くて我慢しているという人もいるかもしれません。
ところが最近になって、この説は科学的な根拠に乏しいことが明らかになりました。確かにレモンやライム、グレープフルーツなどには、ソラレンが含まれていますが、ごく微量であり、かなりの量を摂取しない限り問題になることはないようです。例えば、グレープフルーツジュースなら1~5リットル、レモンなら30 kg程度ですから、常識の範囲内での摂取なら心配する必要はないでしょう。
キウイフルーツやイチジク、じゃがいも、キュウリなどに至っては、ソラレンを含むという根拠資料すら存在していません。したがって、朝にオレンジやキウイフルーツを食べても支障はないのです。
ただし、生のキュウリやレモンを輪切りにして肌パックなどに使用するのは念のため控えましょう。効果がないばかりか、赤みやかゆみなどの肌トラブルを起こす可能性があります。
つづく
櫻井の写メ日記
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2023年 9月4日 月曜日櫻井