車の中、ドアを閉めた瞬間のムワッとした熱気。
「あぁ、もうこの時点でアツい…」って、思わず顔がゆるむ。
まるで誰かに甘やかされる前の、ちょっとした試練みたい。
エンジンかけてエアコンが効くまでの間、
じっと座ってるだけなのに、汗がじわじわ。
Tシャツはまるで密着マッサージを受けているみたいにペタペタ。
「これ、誰かに見られたら笑われそう…」って思いながらも、ちょっと悪い気もしない。
窓から差し込む光はまるでスポットライト。
この密室での熱さは、意外と刺激的。
でも、一度エアコンがついたら、
その冷たさに思わず体をゆだねてしまう自分に、ちょっとだけ甘えてる気分。
こんな「自分だけのちょっとしたドラマ」を楽しめる午後は、
実は贅沢な時間なのかもしれない。
優斗の写メ日記
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『エアコンが恋しい午後のひととき』優斗