施術は毎回がアドリブ。
一人として同じ身体の人はいないし、同じ人でもその時のコンディションは違う。
今日の気分と明日の気分は違っていて当たり前なのだから、「これさえやっておけば完璧」という魔法のようなものはない。
施術者としてそれがわかっていてもなお「絶対〇〇になる××」のような文言には心が揺らいでしまうのだから、自分に自信が持てない人は容易に手を出してしまいますよね。
そういう人ほど、自分がこんなにやっているのに反応が悪い/うまくいかないといって相手を責めがちな気がします。
相手に響かないのは、相手のためにやっているのではなく、自分のためにやっているから…
それはどれほど上辺の技を振りかざしても、決して埋まらない溝なんですよね。