1人のスタッフの評価を同僚、顧客、色々な人に聞いたことがあります。
内容は同じこともあれば違うこともあって、悪いこともあれば良いこともありましたし、同じ出来事でも解釈の仕方は人によって違っていました。
自分が思っていたその人の姿はみんなと同じではないんだなって、考えれば当たり前のことかもしれないけれど、先入観で話をしていたことに気づいてハッとさせられました。
人にはいろいろな「面」がある。
仕事、家庭、プライベート、一人の時間…属する場所が違えば見せる表情も変わる。
そしてまた、見る人の目が変われば同じ表情でも違った姿に映る。
そういう意味では「この人は◯◯である」と他人を断じるのはとても難しい。
ましてや客と店員という関係性の中では、相手のことを知ろうとすることが難しい局面も多々あります。
世の中誰もが認める「こうあらねばならない」みたいな論調が強いですが、2人で過ごす時間は究極のプライベート。
私が知るあなた、あなたが知る私は、2人の間にだけ存在するもの。
それを見出していくのは大変かもしれないけれど、楽しいことだと私は思います。