自分は物を手入れをしながら大切に使うというよりは割と無頓着に使い倒すタチなのですが、構造を調べたり修理したりする過程は結構好きだったりします。
職場にあったお茶専用の保温ポット。
長期間の使用で茶渋が溜まって掃除することを断念され、廃棄してもよいかと問い合わせがきました。
実際ひどい汚れだったのを知っているのでいいですよと言ったものの、果たして本当に取れないのかと思ってしまったのが運の尽き。
入り口が狭くて手が入らないと思っていたけど指先をすぼめればなんとか入ることが分かったのを皮切りに、メラミンスポンジでこすってみると汚れが落ちる兆しが見えてきました。
シンク下の収納に入っていたのはクエン酸。
検索をかけると茶渋の掃除には効果的なことがわかりました。
お湯に溶かしたクエン酸で浸けること数十分。
ゆすいでからメラミンスポンジでこすった時の汚れの落ち方といったらそれはもう動画にして公開したいほどでしたね…
磨き上げて輝きを取り戻したポットの底面を写真に撮って、問い合わせしてきたスタッフさんに送らずにはいられませんでした。
手入れのコツは分かったので、ポットはこれからも使い続けることでしょう。
いい仕事をした後は気分がいいです。