「知る」は最高のドラッグ
無知が既知になる瞬間、天啓のごとき輝きは何度味わっても満足するということはありません。
たとえそれが万人にとって興味のない、意味を持たないことであったとしても。
自分の知的好奇心が満足するというのは、とても素晴らしいことです。
そして「語る」ことで他人の無知が既知に変わる。
そのことに無上の喜びを感じる人もまた多いことでしょう。
ただし、自分が語ることに集中しすぎてしまって相手の反応に注意を払うのを忘れてしまうと、たちまちただの痛い人になりかねません。
そうならないように気をつけているつもりでいても、つい語り始めると止まらなくなってしまうのが人の性…
後から思い返せば顔から火が出るような思いになります。
まだそのことに自覚的であるだけマシだと思いたいですが、気をつけないとな…