性感だろうと、普通のだろうと、マッサージにはリズムがあります。
さながら曲の演奏のごとく、イントロ、Aメロ、サビがあり、盛り上がる場所と穏やかな場所を使い分けて印象を残すように心掛けています。
強さの強弱
リズムの強弱
ストロークの強弱
それらの変化で、言葉に出さなくてもいろいろな感情を伝えることができます。
普通のマッサージなら印象付けたい場所はわざとゆっくり揉んだり、持続的に圧をかけたりして、「今ここを一番意識してほぐそうとしていますよ」という意志を伝えることが多いです。
性感なら探るような、焦らすような繊細な動きから、興奮と共に力強さとスピードを増した荒々しい愛撫まで。
快感の高まりに応じて変化する触り方は、よりいっそう没入感を深めます。
それはさながらライブのごとく、お客様の反応を見ながらリアルタイムに変わっていくのです。
決まった流れはあってないようなもの。
マニュアルのような型通りの動きでは、全員に対応できるわけもありません。
ずっと勉強だなと思います。