本業が接客業なので、いろんなお客様がいて、ずっと続いてる縁もあれば、もう会わなくなった人もたくさんいます。
高齢のお客様をしばらく見ないなと思っていたら、ご家族から訃報を聞かされることも。
ちゃんとした形でお別れをするのなんて異動や閉店の時くらいでしょうか。
お店に来なくなれば会うこともなくなるので、そんなものと言ってしまえばそれまでなのかもしれません。
そんな中でも1回だけ施術した人が何年か経ってひょっこり戻ってきたり、全然響かないなと思って帰したお客様が指名になったり、思いもかけない形で繋がるご縁もあります。
どんな形であれ、ご縁がつながっている間はその人が少しでも楽に過ごせるように施術するべく毎日奮闘しています。
長年仕事をしてきて、また、プライベートで色々な人と関わる中で、自分が何に喜びを見出すかって大事なことの1つだと思うんですけど、私の場合は「誰かの役に立っていること」というのが当てはまるなと感じています。
自分で率先して道を切り開くというより、そういう人の横に立って必要そうなものを差し出したり、何をすればその目的が達せられるのかを考えて手助けすること。
そういう自分に酔っているだけと言われたらそれまでかもしれませんが、ね。
とかく男性主導になりがちなベッドの上において、女性の目的を尊重してそれに寄り添っていくというのは並大抵のことではないと感じます。
自分の特性がその役に立つことを信じて、これからも接していきたいです。