ハラスメントって相手を困らせることや嫌がらせと説明されることが多いですが、掘り下げていくと「在り方を相手に押し付ける行為」だと思っています。
例えば
パワハラ(上司と部下)
カスハラ(店員と顧客)
この対立軸は「属性」や「役割」を示しており、個人そのものを指していません。
属性に対する「こうあるべき」という姿の押し付けが不快感に繋がると考えます。
時代と共に価値観や常識は変わるもの。
自分と同じではないなんて当たり前のことなのに、いつから自分と違う考えは叩いてよくなってしまったんでしょうね。
「事実と感情を分けて考える」
「自分と違う考え方の人がいて当然」
この2点を押さえるだけでだいぶ心穏やかに過ごせるようになりました。
相手はそんなこと気にしてない場合が多いので被弾は避けられないんですけどね…
少なくとも、自分が引き金を引く前には十分に考えるようになりました。
自分自身は商品なので先入観を持って見られることはある意味当然と思っていますが、
お客様に対しては無意識に決めつけてしまっていないかどうか常に気をつけたいと思っています。難しいですけどね。
年齢や容姿、体型などでその人の良さが決まるわけではありません。
自分が見て、触れて、感じて、話をして。
そうしてはじめて分かる輝きを、大切にしていきたいです。