こうやってセラピストをしていると自分の技術を全て使ってひたすら女性に施していくというイメージを持たれるんですが、女性が完全に受け身だと効果は半減してしまいます。
責め手も受け手も同じぐらいやることがあるという考えがあって、僕もそれに同意です。
みなさんマッサージを受けにいったことはありますか？
強めのマッサージを受けた時に力んでしまうと逆に痛いんですよ。
押されるタイミングに合わせて息を吐いてみると体の力が抜けて自然と受け入れられるんです。
他の例で言うと虫歯の治療で歯医者にいった時に
口を開けてと言われて怖がってあんまり開けないと治療が一生終わらないですよね？
このようにする側される側がお互いに協力するとうまくいくことが結構あります。
これは性行為や我々の施術でも同様で、お互いに気持ち良くなることを目指して協力すると
より気持ちよくなることができます。
施術においてはこちら側は気持ち良くなる必要は別にないんですが、一緒に高まっていく感じがあると女性側も自然と乗ってきてもらえることが多いので僕は興奮を動作で伝えたりしています。
例えば、ハグの強さを相手が求める強さよりも少し強めにしたり、手首を掴んだり、髪を軽く掴んだり舐めたりする際に自分の全身を強くなすりつけたり、少し動物の交尾的な要素を入れるようにしています。
理性をなるべく残さないようにする必要があるのでできるだけ動物的になった方がいいと考えての行動になります。
あとは口頭で協力してと言う方法があります。
なんか協力してと単純に言ってしまうと雰囲気がないので、
僕の場合はこういう説明をします。
「受ける側もただ待つだけじゃなくって、受けてるけど自分も動くイメージを持ってほしい。
演技みたいに過剰じゃなくて、声が出るんだったら我慢せずに出す。
腰が動きそうとか手に力が入りそうとか足に力が入りそうだったら力を入れる。
あと大事なことは気持ちいい時って顔に力が入って、みせるのが恥ずかしいってなっちゃうと思うんだけど、それがあなたの気持ちいい時の動きだから、それを遠慮してしまうと気持ちよさから遠ざかっちゃうよ。だから気持ち良くなる時の行動は全て素直にとってほしい。
あと自分が一人で気持ち良くなる時のことを思い浮かべてほしい。
一人でする時って気持ち良くなることに一直線だよね？
恥ずかしいとか考えないよね？
その時の行動があなたが気持ち良くなる1番のやり方だから、その時に状態にいち早く向かうようにしてくれれば、僕も一緒にやっていくからいつもより気持ち良くなれるはずだよ。」
みたいな声がけをしています。
これを実際、カップル同士でいたす前に男性側からこういうやりとりを口頭でするのは非常に難しいと思いますし、どこで覚えたんだよみたいになっちゃうと思います。
本当は先ほど言ったぐらい歩みよりたいものなんですが、
自分の実力が伴ってないと自信を持って言えないと思います。
なので簡単に質を上げる方法は性行為についてお互い正直に話す時間を設けることです。
改めてそういう時間をとる時ってあまりないですよね？
というか全くない人もいますよね？
男性は言ってよって感じだけどいざ言われると女性のせいにしたりしますし、
男性のプライドを守りたいって言う女性の気持ちもわかりますし、
難しい問題になっている方もいると思いますが、
話す時間は設けた方がいいと思います。
我々は哺乳類ですから、性行為が必要なんです。
性行為に不満があれば相手の人格にまで不満が募っていく場合もあるのです。
まずは加点することよりも、減点を減らしていくように話し合いをしましょう。
これは男性だけの問題ではなく女性もしっかり向き合っていかなければいけない問題です。
お互いに勇気を出してあゆみよりましょう。
一野瀬 絢斗の写メ日記
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女性の中はどうしたら気持ちよくなるの？PART.2一野瀬 絢斗
