もう取り立てて言及するようなことでもないけれど、女風のキャストを「セラピスト」と呼ぶのはだいぶん一般的になってしまった。
「セラピスト」って実は色々な意味があるし、もみほぐしをする人をそう呼ぶこともあるから、てんで的外れ、というわけじゃない。
でも、僕自身はこの仕事はセラピー=治療する行為より、ケア=傷つけないように、快適に過ごしていただけるようにする諸々の営みに近い行為だと思っている。
治療って、外科治療も心理療法もそうだけど、相手に何らかの負担を強いるもの。
その負担にくらべて治療のメリットがあるから、その治療が成立する。
でも、女風のお客さまが問題を抱えているわけじゃないし(別に問題を抱えていてもいいんだけど)、のぞまない限りリスクのある行為は避けたい。
お客さまに快適になっていただく。
快適になったお客さまが、自ら癒やされる。
そういう形が、ある意味理想だと思う。
市村三座 東京遠征
7月12日(金)~14日(日) 10:00-23:00
遠征費・23区内交通費無料
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