最近またマッサージの基礎を勉強する機会があって、ありがたい事に色々な腕前の方(つまり、僕より上手い人、下手な人、双方)と、ディスカッションする機会があった。
その中で「ポイントの正確さは必要か?」という話になった。
例えば、ツボなり、筋肉の構造なりを理解して、ピンポイントでそこを刺激するような正確さ、緻密さは必要か?という話。
ちょっと意外に思われるかもしれないけれど、僕も、その場にいた僕が上手いな、と思う人も「あんまりその点は重視しない」という意見だった。
マッサージと外科治療は違うし、相手にすべきは「特定の部位(たとえば肩)」ではなく「その人全体」。
正確さを求めると、つい「特定の部位」に集中しがち。
でも、そうすると、かえってその人そのものが捉えづらくなる。
部位ではなく、人を見る。
このことは、僕の仕事の根底をなす大原則なんじゃないかと思う。
市村三座 東京遠征
7月12日(金)~14日(日) 10:00-23:00
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