魔沙斗の写メ日記

今日は、ふと足を止めた公園で赤いチューリップが咲いているのを見つけた。

春の光をたっぷり浴びて、少し風に揺れるその姿は、なんともやさしくて、どこか切ないような美しさだった。

そういえば、4月の誕生花のひとつがチューリップなんだって。

そして、赤いチューリップの花言葉は「愛の告白」や「真実の愛」。

まるで、その色が語りかけるように、まっすぐで、少し照れくさくなるような言葉がそこにある。

赤って、強くて、あたたかくて、どこか情熱的な色。

そんな色に包まれた花が、愛を伝える花言葉を持つのは、なんだか納得できる気がする。

見ているだけで、少し心が熱くなったのは、きっとそのせいかもしれない。

言葉にしない想い。

胸の奥にそっとしまってある、やさしい気持ち。

そんなものを、赤いチューリップは代わりに伝えてくれるのかもしれないな。

いつか、誰かに「真実の愛」を、さりげなく手渡すように贈れるような、そんな人でありたい。

今日見たチューリップは、きっとそのヒントをくれた気がする。

ありがとう。春の小さな奇跡に。


MASATO