両親から生を受け、この世界に誕生する前から、すでに育児は始まっている。
お腹の中にいる間に、親はどんな名前をつけようかと考えるものだと聞いたことがある。
私の名前も、母方の兄が近所のお寺さんで相談して決めてくれたと、幼い頃に聞いた。
当時は正直あまり好きではなかった。小学校や中学校で、
もっとかっこいい名前の友達を見つけるたびに、「こんな名前だったらよかったのにな」と羨ましく思ったこともある。
でも、大人になって価値観が変わった。特にビジネスの世界で多くの人と関わるようになり、
姓名判断が得意な人と話す機会もあった。そんなとき、「いい名前ですね」と口を揃えて言われることが増えた。
最初はピンとこなかったけれど、何度もそう言われるうちに、少しずつその意味を考えるようになった。
名前は、ただの記号ではなく、その人の人生に寄り添い、時には支えてくれるものなのかもしれない。
昔は不満だった名前も、今ではすっかり愛着が湧いている。
親や家族が込めた想いを思うと、今は感謝しかない。名前とともに、自分自身をもっと大切にしていこうと思う。
MASATO
魔沙斗の写メ日記
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3/14 自分の名前魔沙斗