おはようございます(^^)
今日から7月ですね(´⊙ω⊙`)
暑さに負けないように頑張ります!
7月最初の日記は
「初心忘るべからず」
という言葉にフォーカスしてみます
最初の志を忘れないでいよう
という意味だけではなく
もう少し深い意味合いがあることをご存知でしたか?
約600年前、能楽を極めた世阿弥による言葉なのですが
世阿弥によると
人生の時々に「初心」があるとのこと。
若い時の初心
中年の初心
老後の初心
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能の世界では、子役から舞台に上がることも多いので
24,5歳でもうベテランになってしまっているそう。
その時に周りから高い評価を得られるのは当然だと思います。
「あぁ、名人が出た」
「天才若手だ!」
しかし、それは一時の花だと世阿弥はいいます
あたかも道を極めたかのように振る舞い、
人々に話すのはなんとあさましく嘆かわしいことか、と。
名人気取りをすることなく
評価をいただいた時こそ謙虚に
周りの諸先輩方に教えを乞う、
その姿勢がとても大事だというのです
若手時代の芸を評価されたからと言って
重みが増す年齢にいつまでも同じ芸をしていたら
それは決して名人とは言えないですね
うーん、僕自身にもすごく刺さる言葉
自分はまだまだ未熟だと自覚することと
それをカバーするだけの努力
これはどの世界でも
不可欠なものなんだなぁ、と
しみじみ思う一言でした(^^)