【〘 また逝ってしまった 〙】- 勝季(サンライズ名古屋)- 性感マッサージ

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勝季の写メ日記

  • 〘 また逝ってしまった 〙
    勝季
    〘 また逝ってしまった 〙


    おはよ
    こんにちは
    こんばんは






    中学の音楽の授業の時
    友達らと長渕剛さんの
    「しあわせになろうよ」を
    熱唱してました。
    うるさい!と注意を受けたので
    近くの女子生徒に
    君は今幸せ?と、聞くと
    「おめえのせいで不幸せになったわ」と
    舐めてもないのに
    「先生!勝季くんにリコーダー舐められました!」と
    チクられた勝季です











    ━━夏休み━━




    地元の夏祭りには毎年友達と行ってた
    理由はひとつしかない






    女子に会えるからだ






    なぜか普通の登校日では普通に見えても
    夏休み期間中にみかける
    私服の女子はかなり神々しく見える
    難病にかかっていた







    誰に会ってもかっこいいと
    思われたいと思っていた年頃なので
    甚平を着て
    よう分からん十字架のネックレスを付け
    よう分からんチェーンが付いた
    NIKEの(マジックテープのやつ)財布を持って
    いざ祭りへ!










    おれの予想はやはり的中した。
    女子おろか
    浴衣とゆう更に美しい装備を身にまとっている奴が
    たくさんいた








    普段クラスも一緒なのに
    こゆ時だけは不思議に緊張する。
    おれはその時ふと思ったことがある。









    「こいつら全員幸せなんか?」










    ロマンチストな性格もあって
    おれはすぐこの事を友達に伝えた。








    おれ「みんな幸せにしようぜ?」

    友達「は?」

    おれ「ほら!長渕剛!!」

    友達「なるほどな!!おれらだけ幸せなのもおかしいけんな!」

    おれ「じゃろ?とりあえず○○ちゃんがおったけん話しかけいこうぜ!」

    友達「おめえの方がイケメンじゃけ任せた!」

    おれ「おう!!!」
    (嬉しかった)









    すぐ女子の所に行き
    乱れた甚平をスーツのジャケットを整えるかのようにビシ!っとして
    声をかけた!







    おれ「よっ!!元気?!」

    女子「話しかけないで」












    乱れた心を背負ったまま友達の所へ戻った

    友達「どーじゃった?」

    おれ「おめえがおれに行け言うけん!!」

    友達「は?!」

    おれ「おれは今不幸せ!」

    友達「...人生これからよ。」

    おれ「次はおめーな」








    友達はまた別の女子のところへ向かった







    少し遠目だが
    会話が盛り上がってるのは一目瞭然で
    分かった








    クラス対抗リレーのアンカーで
    バトンを受け継いだが
    前の選手とは圧倒的な差を
    目の当たりにしてる気分と同じぐらい切なかった









    気になって我慢も限界がきて
    おれもその場へ駆け寄った!

    友達「今から一緒に屋台に行く事になったで!」

    おれ「おぉー!いこいこ!!」

    女子「奢ってくれるの〜〜???」

    友達、おれ「へ、、任せな?」






    食べたいものが2つに別れたので
    男女2:2で行動することになった

    友達「おれら唐揚げ行くけんまた後でな!」

    おれ「おーう!!」







    そのまま友達と女子はウキウキしながら去っていった

    おれ「なに食べたい??」

    女子「食べやすくて甘いものかなあ??」

    おれ「OK!」






    そんなものひとつしかねーじゃろ。







    やって来たお店は
    チョコバナナの屋台









    女子「え、違う!」

    おれ「んえ?!」

    女子「ベビーカステラがいいの!」

    おれ「あー!!!」












    おれがこれからする事は
    おれ自身の本能である事を
    悟って欲しい










    おれ「おれ、、」

    女子「ん?」

    おれ「いまはまだベビー状態じゃけど」

    女子「...」

    おれ「その気になればチョコバナナにも負けない立派な食後のデザートになれる自信があるんよ!」












    女子「おめえはほんま幸せにならないで。」







    ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜












    ボカーン!!!!!





    同時に打ち上げ花火があがった

    それはそれは
    ベビーカステラみたいな
    おれの甘い夏の思い出だった







    なにこれ



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    仲間を売るくらいなら死んだ方がマシだ!

    By エルザ FAIRY TAIL

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