「この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。」
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風呂場でとんでもないことに気づいてしまった
ぼくは風呂場の冷たい床の上で
足の裏が冷たくなるのを感じながら恐る恐る
蛇口から出る水に手をかざす。
「ガス止められたか?」
今は11月、世間はもう冬の時期だと言うのに
お湯が出ないのは死活問題だ。
最近少し、お金の使いすぎで料金を支払うの延滞してた事に気づく。
そんな事は今はどうでもいい。
どうやってこの苦難を乗り越えるかだ。
近くに銭湯もないしとりあえずキッチンへと向かった
こんなに自分の家のコンロがIHで良かったと思ったことは無い。
早速鍋に並々の水を入れお湯を作る。
....
7分後やっと沸騰し始めこの熱々のお湯を
水といい感じの割合で足して
体を流すお湯をつくりだしたのだ。
1gたりとも無駄遣いはできない
髪の毛、洗顔、体
全ての部位を一度に洗い上げ
ボクは立ち上がり頭上からゆっくりとお湯を流して泡達を一網打尽にする。
完璧だった。
達成感に満ち溢れたボクはその夜に
ガスの支払い用紙を持ってコンビニに行った。
帰り道、不意に母親の声が聞きたくなり
母親に電話した。
「今度帰るから、ミートスパゲティ作ってよ!」
母親は
「あんた、たまには帰っておいでよ?ちゃんとご飯食べれてる?」と
久しぶりに家族らしい会話をしてその日はもう布団に入り眠りについた。
┈┈┈┈┈┈┈┈翌日┈┈
今日は警備のバイトだ。
正直言うと行きたくないし、このバイトの日の朝は
どうやって当欠してやろうか。と毎度考える。
その理由の1つは
なかなか時間が経たない。
そしてもう1つ、理由がある。
バイト先にとても癖の強い人がいるのだ
その人は、普通に人の悪口や陰口をしょっちゅういろんな人に話している
いろんな人に話してる時点でそれはもう陰口では無くなってる事に気づくのはいつだろうか。
毎度毎度、どうでもいい愚痴を聞かされるが
ボクは一応、てきとうに共感だけはしてあげる。
「そうなんですね。」
「確かにそうかもしれませんね。」
などと返答してその場を切り抜ける。
人の悪口を言うのは自由だか
それがいつか自分に跳ね返って来る事を教えてあげたいが
その知識をわざわざその人に話すことがもう無駄だろうな。
ボクは可哀想な目で、その人を対応してあげる。
自分が言ってることを認めてほしんだね...
お昼の時間になり交代で休憩に入る。
今日は何を食べようかな。
外は冷えるし、暖かいものがいいな。
小汚い作業着と泥にまみれた安全靴を
車の中で脱いで、私服に着替えお店を探す。
「今日はうどんにするか」
いつも人通りが少ない商店街だが
今日は妙に人が多い。
何かイベントでもやっているのか
あちこちで楽しそうな会話が耳に入ってくる。
うどんも食べ終え、現場に戻ろうと店を出た瞬間
女の人の叫び声が聞こえてきた
ボクは様子を見に行った瞬間
血の気が走り、普段の小さい目が大きく見開いていた
包丁を持った男が暴れている。
幸い、けが人は居ないようだし
ボクも一目散に逃げようとその男に背中を向けた瞬間
「来ないで!!!!」
女性の叫び声。その女性は大きなお腹を庇いながら必死に走ろうとはしているが
妊娠しているようだった
その男はその妊婦さんに包丁を向けながら走っていく
人はいざとなれば脳の反応より無意識に体が動いてしまう
たとえ、それは全く知らない人に対してもだ。
「誰か!!!救急車を呼んで!!」
妊婦さんの声だ。
よかった。助かったんだね
coming soon....
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愛してくれてありがとう
By ONEPIECE ポートガス・D・エース
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勝季の写メ日記
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〘 転生したらセラピストだった件 第2話〙勝季