君を想う
貴女が好きだと言ったケーキ
好きだと言ったキャラクター
それを見た時ふと思い出す
貴女と見た景色
一緒に遊んだプール
楽しかった思い出が蘇る
手を繋いだ帰り道
今日楽しかった出来事が頭を駆け回る
別れの改札で
抱きしめた君が離れていく
恥ずかしそうに小さく手を振るのを見て
寂しそうにはにかんで僕も小さく手を振った
「またね」
君の中に僕を刻み込もうと
あれこれやってたけど
刻まれてたのは僕の方だったね
なんだかんだ君のことばっか思い出してるや
僕のことはいつ思い出してるかな
セラピストという関係だからこそ
僕じゃなきゃダメということはないかもしれない
でも僕がいいと言って選んでくれた君を
幸せにしたいと想う僕の気持ちは誰にも否定できない
気持ちだ
詩希の写メ日記
-
想い人詩希