カグラの写メ日記

最初は緊張して、敬語ばっかり。

「華紅羅さん…」

「ありがとうございます…」

少し距離を感じるその言葉も、初々しくて可愛い。

時間が経つにつれて、少しずつ緊張がほぐれていくのが伝わってくる。

ふとした瞬間、
タメ語がこぼれたとき、なんだか胸がドキッ！


「それ、こっち置いて？」


「こうしてもいい？」


そんな何気ない言葉が、まるで心の扉が開かれたようで、距離が一気に近づいた気がした。

敬語で頑張っているのも素敵だけど、素のまま甘えた声を聞かせてくれるのは、もっと愛おしい。

気づいたら、一つひとつの仕草に触れるたび、もっと深く知りたくなる。

その柔らかい表情や、無防備な声…すべてが特別で、心に残る。

ここは、そんなあなただけの場所。
頑張りすぎなくていいよ。
遠慮も気遣いも置いていって、ただ甘えるだけでいいんだ。

あなたが「自分らしくいられる時間」を、僕がそっと支えていきたい。

緊張も戸惑いも、すべて受け止めるから、安心してここに来てほしい。

素顔のあなたに会えるのを、心から楽しみにしてる。